TOPへ

詰め物・被せ物

むし歯リスクを軽減する詰め物・被せ物治療

当院は、適合性に優れた精度の高い詰め物・被せ物治療を行っています。むし歯になってしまった箇所を削った後には、詰め物や被せ物などで歯の機能を補います。しかし、詰め物や被せ物の適合性が悪いと、せっかくむし歯治療をしたのに再びむし歯を発症する「二次カリエス」を起こしてしまいます。二次カリエスは、詰め物や被せ物の下で進行するため、気付きにくく進行しやすいです。二次カリエスを起こしてむし歯治療を繰り返すと、歯はどんどん脆くなり、最終的には抜歯が必要になってしまうこともあります。適合性が悪い詰め物を入れることで約25年で歯を喪失するリスクがあります。当院は、患者様一人ひとりの歯の状態を精密に診断し、緻密なむし歯治療と適合性にこだわった詰め物・被せ物治療を行っています。むし歯の再発を防ぎ、歯の寿命をできるだけ長く延ばすためには、適合性に優れた精度の高い詰め物・被せ物治療を行うことがとても大切です。

詰め物・被せ物の種類

オールセラミック

前歯で使用する事が多く、セラミック(白い陶材の材料)を使用しています。 審美性、機能性を兼ね備えた被せ物になります。透明感、艶のある白さ、品質は長期に安定します。審美性が一番高いです。

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンドとも言われるほど、見た目の美しさと強度が優れている被せ物です。通常のセラミックに比べて強度が高く、一部奥歯で使用する事は可能ですが、基本前歯で使用する事が多いです。また、汚れも付きにくいのでむし歯や歯周病リスクが少なく、金属アレルギーなどの心配もありません。ジルコニアセラミックは強度や耐久性、生体親和性、審美性などさまざまな面で優れた特性を持っている被せ物です。

フルジルコニア

フルジルコニアは、内側と外側全ての部分がジルコニアのみでできている被せ物なので強度と耐久性に優れています。透明感はセラミックよりは劣ってしまいますが、天然歯に近い色味で自然な見た目に仕上げることができる被せ物です。歯ぎしりや食いしばり癖がある方など、頑丈さを求める方にもおすすめです。従って多くは奥歯で使用する事が多いです。また、汚れも付きにくいのでむし歯や歯周病リスクを軽減することができます。

e-max

e-maxは、二ケイ酸リチウムが主成分で、ガラスセラミックスを強化した素材です。審美性に優れ、天然歯と同じように光を透過するため透明感のある美しい仕上がりになります。また、汚れがつきにくいのでむし歯や歯周病になりにくく、高い耐久性があります。e-maxは人目を気にしやすい前歯の治療に用いられることが多いです。 また奥歯においても使用可能です。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとはセラミックとレジンを混ぜたもので、セラミックの審美性とレジンの柔軟性を兼ね備えた被せ物です。過度な力がかかると破損するおそれがあるため、奥歯に使用する場合は注意が必要です。審美性は他のセラミックに比べて劣ります。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、エナメル質の範囲内で歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄い付け爪のような板を貼り付ける治療法です。歯が変色してしまった方やすきっ歯の方、生まれつき小さい歯がある方などに適した見た目を改善するための治療法です。ラミネートベニアは、オールセラミックスと比べて歯を削る量が少なく、自分の歯を多く残せる審美治療です。ホワイトニングでは落とせない歯の変色でも、ラミネートベニアで白くきれいな歯にすることができます。ラミネートベニアで前歯の印象が変わり見た目も変わります。

むし歯にならないことが大切です

歯を健康に長持ちさせるためには、精度の高い詰め物・被せ物治療を行い、むし歯治療後も丁寧なホームケアと歯科の定期検診に通い、むし歯にならないよう予防することが大切です。一度むし歯治療をした歯が再びむし歯になることを「二次カリエス」といいます。むし歯治療では、むし歯になっている部分を削り、詰め物や被せ物で歯の機能を補いますが、詰め物や被せ物の適合性が高くないと歯と詰め物・被せ物の間に隙間があいたり、汚れが溜まりやすくなったり、劣化や破損が起こりやすくなります。詰め物や被せ物の下で起きた二次カリエスは気付きにくく、気付かないうちにかなり進行してしまっているケースが多いです。また、一度むし歯治療をした歯は歯の表面のエナメル質とその内側の象牙質も削っていることが多いため、むし歯の進行が早くなりやすいです。当院では、健康な歯をより多く残せるよう、患者様一人ひとりの歯並びやかみ合わせ、口腔環境、生活スタイルなどに合った精密な詰め物・被せ物治療を行っています。